結果の予測
ウエストアイロンの再調整をした

靴職人だけでなく、どんな職人も「道具」に対する思いは同じだと思う

大切にするのは当然の事、職人によっては人に触れさせる事も嫌という人もいる

靴職人の使う道具の中に「コテ」というものがある

靴の印象を形づくる大切な道具である
「コテ」自体は道具屋に行けば手に入るのだが…

しかし、靴を作る為の道具のそのほとんどが買ってすぐ使えるわけではない
自ら使いやすいように手を加え、削り、彫り、磨く…
おそらくそれは数値で言い表せない「感覚」による作業が主

使用した際の結果を出来る限り予測し、角度、厚み、形を意識しながら手を加える

納得がいかなければ、また一から…

そうやって出来上がったものを信頼し、そのときの腕に自信をもって作業をするのと、迷いのあるそれとは全く別の結果が生まれるのではないだろうか

少々偏った考えかもしれないが、いくら良い包丁も研がなければ切れないのと同じで、

常に道具は手入れの行き届いた最高の状態で準備しておくこと

この心がけを自分が忘れるような事があれば、人に喜んでもらえるようなものは絶対に出来ない、と肝に銘じている






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by kadohatsu | 2008-11-08 23:31 | cado.making | Comments(0)
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