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使い勝手
今回は、すくい縫いの道具

左から「チャン」と呼ばれる松やにと油を調合し煮詰めて固めたもの

細い針を炙って曲げ、すくい針のアールに合わせたもの
これに糸を巻き付けて縫う

すくい針とグローブと指に巻き付ける細革

それぞれ、職人によって形や、配分量などが異なる

ようは自分の使い易いように手を加えているのである

特に針は、各自好きなアールがあって、今使っているすくい針が金属疲労でダメになってしまう前に同じアールの物を探すか、火であぶってそのアールを作り出す

いずれにしても、道具は何かしら手をいれたり、ときには何かを改良して作る事もある
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by kadohatsu | 2009-01-30 22:22 | cado.making | Comments(0)
筋肉痛
12月の後半から靴の制作ができておらず、急に始めたせいか、チャンの拭き取り(糸に松やにを塗り付け、拭き取る布の摩擦熱で松やにを芯まで染み込ませる作業)を2足分やっただけで右肩から腕にかけて筋肉痛に…
恥ずかしい話である


この「チャン」というものは、松やにと油を鍋で煮立てて作る

糸は麻糸…

麻糸は水分を含むと繊維自体のつながりが強化される上、綿など他の繊維に比べて引張り強度がある
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by kadohatsu | 2009-01-26 23:58 | cado.making | Comments(0)
修理を考えて
すくい縫いの工程、かかとの「からげ」という作業

修理の事を考えて、かかと部分は糸が外れないように縫いはじめと縫い終わりに「こぶ」を作り、糸が抜けないようにしてある
リウェルト(細革の取り替え修理)のときにウェルトのみ換えれば良いようになっている
本当にウェルト靴の構造には感心することが多いと思う

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by kadohatsu | 2009-01-26 21:39 | cado.making | Comments(2)
半日のズレ
朝からスタートしようと思っていたのに
結局午後からつり込みを開始

計画通りいかず、その半日のずれを今から取り戻そうと思う

しかしながら、手の早い熟練した職人の方は、完成までを2足1日で仕上げてしまうそうで、自分の未熟さと「名人」と言われる職人のすごさを改めて痛感する

日々鍛錬である


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by kadohatsu | 2009-01-26 20:56 | cado.making | Comments(0)
奇跡
靴の道具には、現在入手困難になってしまった物が数多くある

コテという道具もまた然り

イギリスの"GEORGE BARNSLEY"(ジョージ・バーンスレー)の道具も生産中止になってから何年も経つ

オークションや海外の蚤の市で中古が手に入るらしいが、今回は新品である
しかもまとまった数を手に入れた

大切に使わなければ…
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by kadohatsu | 2009-01-24 23:53 | cado.making | Comments(0)
仕事前に
仕事に行く前に朝のひと作業

この写真、あごに携帯をはさんで撮っている

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by kadohatsu | 2009-01-24 08:59 | cado.making | Comments(0)
レザーフェア
台東区商工会議所でTLF(東京レザーフェア)が行われていたため
せっかくなので行ってみた

名前の通りレザー(革)に関わっている会社や、革産業に関係のある機械を扱っている会社が一同に集まり、それぞれのプレゼンテーションを各ブースで行うといったものである
まだ、個人での活動は公にできないのでいろいろと動きにくかったが、新しい発見や関心のある事のめじろ押しだった

普段、割と静かな浅草だが、こんなにも革産業に関わっている人、会社があるという事をあらためて感じた

今までは靴なら靴関係の方としかお話する機会が無かったが、今回、靴関係以外の方ともコンタクトをとることができた

あの革はあの会社が取り扱ってるのかーなど

だいたいこういう催しがあるときは必ず知り合いにばったり遭遇する

2〜3時間のうちに4人以上、すごい偶然である
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by kadohatsu | 2009-01-23 18:08 | cado.making | Comments(0)
腹を決める
最近、経済が不安定だとか、◯◯氷河期だとか言われているので、何か行動を起こそうとすると、あちらこちらから、「今は経済が不安定だから」と止められる

確かに、あれだけ不況不況と捲し立てられれば不況でないものも不況に見えてくるものである

「病は気から」が、しっくりくる

ではその不況、いったい誰が立て直すのだろうか?


政治家?アメリカ?それ以外のどこかのだれか?


「だれか」が「なにか」を起こして「くれる」…
そんな考えを持ってしまっていないだろうか?
もし今の若い人たちのすべてがその考えに埋め尽くされてしまったら、と思うとぞっとする


どうせやらずに後悔するなら
腹を括って、死物狂いでとことん挑戦してみようと思う
by kadohatsu | 2009-01-23 00:57 | cado.making | Comments(0)
うらがえし
今日みたいに突然の雨に降られた場合、当然靴は濡れて湿ってしまう

通気性の良さの、まるで裏返しがごとく地面の水分を革底が吸収してしまう

こんなときは、家に着いたらまず、新聞をくしゃっと丸めて靴の中に入れておく

すると中底に染みた水分を新聞が適度に吸収してくれる
シューツリーは、中底がほぼ乾いてから入れた方が靴全体の乾燥が早いように思う
また、カビの事も考えると、その方が有効だとも思う

底面は思った以上に水分を含んでいるので、写真のように室内に靴を寝かせて水分が抜け易いようにしておけば◯(玄関で充分)

ただ、ぬれたままの状態で天日干しは甲革、底革ともに命取りになりかねないので、注意していただきたい(革靴愛好家の方はご存知だとは思いますが)

また、ソールの保湿剤(ソールモイスチャー)というものもケア用品として存在する
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by kadohatsu | 2009-01-21 23:43 | cado.making | Comments(0)
うとうと
今日も22時過ぎ、仕事から帰り自分の作業をはじめた

さすがにこういう生活を2週間近くやっていると、いくら好きなことでもなかなか体に疲労が溜まってくるようだ

先日の受注3人分のインソールの加工をやってしまおうと思っていたが、どうやら今日はここまでにしておいた方が良さそう

約5〜6ミリ厚のショルダー(インソール用に使う底材)を木型に釘で仮止めし、切り回して今日は体を休めようと思う
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by kadohatsu | 2009-01-20 23:58 | cado.making | Comments(2)